御柱祭

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また、御柱祭で死者が出た。

長野県千曲市の古大穴神社の御柱祭で、4人が御柱の下敷きになって、1人が脳挫傷で死亡した。

祭りで死者が出てしまうことはとても悲しいことなのだが、なぜかお祭りではテンションが上がってしまう。

危険だとわかっていても、止められない衝動が男にはある。

一種の集団心理みたいなものかもしれない。


追記

御柱祭とは?ちょっと調べてみました。

諏訪地方(諏訪地域は長野県南信地方の諏訪市、岡谷市、茅野市を中心とした地域。旧諏訪郡)で行われる祭りで、平安時代から1200年以上続いている日本1・2の歴史を持つらしいです。

諏訪地方を中心に多くの神社で行われている祭りですが、諏訪大社の御柱が最大規模。

諏訪大社の上社本宮・前宮と下社秋宮・春宮の4つの社殿の柱を立て替えるため、山中から御柱として樅(もみ)の大木を16本を切り出し、上社は約20km、下社は約10kmもの道筋を2ヶ月にわたって曳行します。

その中で最大の見せ場が、テレビやニュースでも中継される、下社の「木落とし」なのです。

御柱祭が開催されるのは干支が寅と申の年なので6年毎ですが、行われた年を1と数える「数え年」で「7年目毎」と公式には言われています。

6年に1回、1200年以上続く神事、となれば、血が騒がないはずがないです。

集団心理なんて軽いものでは無いのですね。

更新日 2020-11-17