NASAのスペースシャトルが今年で引退するが、現役３機のスペースシャトルの中で、「アトランティス」が最初に引退する。
「アトランティス」の打ち上げは５月らしい。
なんだか寂しいですね。
でも、なぜスペースシャトルは終了するのかがわからなかったので調べてみたら、「コスト」の問題のようです。
繰り返し使える宇宙船、ということでスタートしたスペースシャトル計画ですが、度重なる事故や故障によって、打ち上げにかかる費用がどんどん高くなっていったようです。
特に、チャレンジャー号爆発事故とコロンビア号空中分解事故。
これは衝撃でしたね。
チャレンジャー号には日系宇宙飛行士のオニヅカさんが搭乗していたので、テレビでも大々的に中継をしていましたよね。
発射から1分ほどで大爆発を起こした映像は今でも覚えています。
コロンビア号は宇宙からの帰還時に大気圏再突入する際に空中分解してしまいました。
チャレンジャー号7名、コロンビア号7名の宇宙飛行士たちの犠牲により、安全基準を強化し、徹底的な部品の検査が行われるようになり、その費用が巨額になっていったようです。
宇宙船の再利用で、安く宇宙に行ける！という夢は、失敗に終わってしまったということです。